学校法人
認定こども園 聖愛幼稚園

〒400-0071
山梨県甲府市羽黒町618(地図
TEL 055-253-7788
mail@seiai.net


Last Update: 23/05/20
更新情報:
23/05/20 フォトギャラリー・園児の様子を更新しました。
23/05/13 フォトギャラリーを更新しました。
23/05/07 森のようちえんを更新しました。
更新履歴



学校法人聖愛幼稚園 創立50周年を迎えて

 2020年度は聖愛幼稚園にとって記念すべき節目の年です。去る3月に学校法人聖愛幼稚園は創立50周年(前身の宗教法人愛宕町教会立聖愛幼児園から数えると創立67周年)を迎えました。 50年前、先代理事長・園長で愛宕町教会牧師の鈴木顕栄とその妻節子が祈りを重ねて、この現在の甲府市羽黒町に ・・・続きを読む



   文部科学省が10月13日に発表した2020年度調査によると、小中学生の不登校の児童数が19万6127人に上り、8年連続で増加、過去最多になり、児童生徒1000人当たりの不登校数は20.5人(小学校10.0人、中学校40.9人)ということですから中学生の不登校は4.1%ですから驚く数といえます。


   不登校は2020年度中に30日以上欠席した児童生徒数が基本で、このうち90日以上の長期欠席者が107,771人(54.9%)と過半数を占めているとのことです。
   私が大きく危惧するのは、小学生を例にとれば昭和30年(1955年)に児童数12,266,952人だったのが令和元年(2019年)は6,368,550人。我が国は少子化に歯止めがかからず、今、ほぼ半数に減っています。全体の児童数は半数に減っているのに不登校は年々増えて過去最多になっていることです。一体、今、我が国の子どもたちに何が起きているのでしょうか? 不登校のみならず「虐待」の児童相談所の通告件数は20年前の150倍を筆頭に「子どもの貧困」、「いじめ」、「自殺」等、我が国の子どもをめぐる問題はますます広く、深くなっているのです。
   こうしたことの原因は発達心理学等の専門的な分析を待たなければなりませんが、私は子どもたちの自己肯定感の低さが大きな理由と考えています。自己肯定感とは、何ができるか人と比べて優れているかどうかで自分を評価するのではなく、そのままの自分を認める感覚であり、「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在」だと思える心の状態です。そしてそれを育む唯一の方法は、子どもが一番望んでいるのは、保護者や保育者の「ありのままのあなたが大好き」「たとえ物事がうまくいかなくてもあなたのことを信じている」という言葉ではないでしょうか。

園長  鈴木 信行






聖愛 森のようちえんが ちびっこぷれす(10月号)に掲載されました。
>>>記事を読む<<<
>>>聖愛 森のようちえん とは<<<



子育て支援 あんぱんくらぶ の4月の予定を掲載しました。
>>>詳細はこちら<<<






認定こども園 聖愛幼稚園の取り組み

   本園は、学校法人立としてこの羽黒町の地に生まれて40年目になります。 創立以来の園舎を改築し生まれ変わりました。 聖愛幼稚園は、本物の幼児教育を求めるご家庭にお応えできる 幼稚園を目指します。

◆少人数クラスと複数担任制(ティームティーチング)
 子供一人ひとりの成長に十分な配慮ができるようクラス定数の引き下げと教職員の増員を はかりました。その少人数クラスに複数担任が目を行き届かせるため大教室での活動をしています。
◆自園給食による食育の本格実施
 園では隣接する保育園の協力により、栄養バランスに優れたおいしい食事を自園給食で提供しています。 また、
1.自然とのかかわり
2.人とのかかわり
3.命とのかかわり
4.文化とのかかわり
5.料理とのかかわり
の5つのかかわりの観点から食育を考えています。 温かくおいしい食事を感謝していただくことを大切にしています。
◆幼児期にこそ必要な自然体験と具体的な体験の中での遊びの工夫
 五感(見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる)を育む幼児期、 園周辺の豊かな自然の中で本物の具体的な体験を特に重視しています。 春にはお花畑に出かけ、秋には落ち葉拾いや・どんぐり拾い。動物教室や牧場で動物とふれあい、 田畑での田植え・稲刈り、大根やお芋の苗植えや収穫などにも挑戦しています。
◆縦割り保育
 昔、近所の子供達との異年齢集団による群れ遊びは、頭でっかちな平等主義などではなく、 幼い子どもなど弱い立場の子には必要な配慮をするなど、やっていいこと、いけないことを学ぶ、 社会性を身につける掛け替えのない大切な場でした。
 聖愛幼稚園の縦割保育では、教師の手出し(管理)をなるべく控えて本来の群れ遊びに 近い遊びができるように配慮した『縦割保育』を目指しています。 胸をときめかす集団遊びを通じて『自発性』と「していいことといけないこと」いわば『良心』を 育みます。聖愛幼稚園では、子ども集団の中で一人ひとりの育ちを見守っています。
◆障害児も共に育つ保育―特別支援教育
 聖愛幼稚園は、その前身のキリスト教会立「聖愛幼児園」の設立間もない1958年から 「障害を持つ子も持たない子も共に育つ保育」に取り組んできました。以来50年余、 義務教育で『統合教育』が常識となり2007年度から『特別支援教育』となるに至って、 「共に育つ保育」が障害を持つ子はもちろん、障害を持たない子にとっても掛け替えの ないものであることを実感しています。
◆芸術との出会いを大切に
 子どもにとって音楽や美術などの素晴らしい芸術との出会いは 単なる楽しみを超えて人を育て、人生を豊かにします。園内各所の 多彩な絵画・造形作品、気鋭のチェリスト有泉芳史・ピアニスト 有泉悠子夫妻の協力により毎月開催されるミニコンサート。 園生活には芸術との出会いがいっぱいです。




Copyright © 2004-2020, 認定こども園 聖愛幼稚園.
本ページと付随するページの内容の一部または全部について聖愛幼稚園の許諾を得ずに、
いかなる方法においても無断で複写、複製する事は禁じられています。

こちらの素材を利用させて頂いてます。