Last Update: 23/09/17
更新情報:
23/09/17 フォトギャラリーを更新しました。
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23/09/03 フォトギャラリーを更新しました。
更新履歴
学校法人聖愛幼稚園 創立50周年を迎えて
2020年度は聖愛幼稚園にとって記念すべき節目の年です。去る3月に学校法人聖愛幼稚園は創立50周年(前身の宗教法人愛宕町教会立聖愛幼児園から数えると創立67周年)を迎えました。
50年前、先代理事長・園長で愛宕町教会牧師の鈴木顕栄とその妻節子が祈りを重ねて、この現在の甲府市羽黒町に
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文部科学省が10月13日に発表した2020年度調査によると、小中学生の不登校の児童数が19万6127人に上り、8年連続で増加、過去最多になり、児童生徒1000人当たりの不登校数は20.5人(小学校10.0人、中学校40.9人)ということですから中学生の不登校は4.1%ですから驚く数といえます。

不登校は2020年度中に30日以上欠席した児童生徒数が基本で、このうち90日以上の長期欠席者が107,771人(54.9%)と過半数を占めているとのことです。
私が大きく危惧するのは、小学生を例にとれば昭和30年(1955年)に児童数12,266,952人だったのが令和元年(2019年)は6,368,550人。我が国は少子化に歯止めがかからず、今、ほぼ半数に減っています。全体の児童数は半数に減っているのに不登校は年々増えて過去最多になっていることです。一体、今、我が国の子どもたちに何が起きているのでしょうか? 不登校のみならず「虐待」の児童相談所の通告件数は20年前の150倍を筆頭に「子どもの貧困」、「いじめ」、「自殺」等、我が国の子どもをめぐる問題はますます広く、深くなっているのです。
こうしたことの原因は発達心理学等の専門的な分析を待たなければなりませんが、私は子どもたちの自己肯定感の低さが大きな理由と考えています。自己肯定感とは、何ができるか人と比べて優れているかどうかで自分を評価するのではなく、そのままの自分を認める感覚であり、「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在」だと思える心の状態です。そしてそれを育む唯一の方法は、子どもが一番望んでいるのは、保護者や保育者の「ありのままのあなたが大好き」「たとえ物事がうまくいかなくてもあなたのことを信じている」という言葉ではないでしょうか。
聖愛 森のようちえんが ちびっこぷれす(10月号)に掲載されました。
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