学校法人
認定こども園 聖愛幼稚園

〒400-0071
山梨県甲府市羽黒町618(地図
TEL 055-253-7788
mail@seiai.net




更新情報:
24/11/30 フォトギャラリーを更新しました。
24/11/26 子育て支援を更新しました。
24/11/23 フォトギャラリーを更新しました。
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子育てサポートセンター
あんぱんくらぶ&ゆうゆうゆう OPEN!


○ 親子のひろば ゆうゆうゆう 055-242-8413
○ 児童発達支援・放デイ聖愛 和戸 055-242-8412

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   近年の脳科学分野の発展は驚くべきものがあり、これまでの経験的に言われていたヒトの発達の「常識」が科学的に証明されたり、また、見直しがされていたりしています。最新の脳科学の成果を紹介している児童精神科医の成田奈緒子(文教大学教授)氏の著作がとても親しみやすいのでその一部を紹介します。成田氏は、ips細胞でノーベル賞受賞した山中伸也教授の神戸大学医学部時代の同級生ということで共著も出版されています。
   『子育てを変えれば脳が変わる(PHP新書)』の「はじめに」には次のようにあります。 「子育ては、脳が育つ順番に沿えばうまくいく」これに尽きます。その立場から世を見わたすと「脳が育つ順番に沿わない子育てが実に多いと感じます。パパと過ごす時間を持たせたいからと父親が帰宅する深夜まで子どもを寝かせない・・。優秀な子になってほしいから2歳の子どもに難しい勉強をさせる・・。どこから才能が開くかわからないから小学生のうちからたくさん習い事をさせる・・。それらはすべて良かれと思ってしていることは違いありません。しかし、残念ながら、子どものためにはならない-というより、健康な発達を阻むものになりかねないのです。私が伝えたいのは、その子育てもっと楽で楽しくなりますよ?と言いたいのです。その内容を、これまた一言に集約すると・・・「最初の5年間で、早寝早起き習慣をつけることさえ頑張れば、あとは楽」ということです。子どもを心身ともに健康に、かつ優しく賢い子に育てる方法は、実はとてもシンプルなのです。
   脳には3つの種類「からだの脳」、「おりこうさんの脳」、「こころの脳」があります。「からだの脳」は、姿勢の維持・睡眠・食欲・呼吸・情動・性欲を司り、自律神経の働きをコントロールする脳です。「おりこうさんの脳」は知能・言語・知覚・情感・微細運動(手先の器用さなど)などを司る脳。「こころの脳」は、論理的思考、問題解決能力、想像力、判断力等「人らしい能力」を司っています。
   脳が育つ正しい順番とは?まず「からだの脳」です。からだの脳が司る機能は全て生命維持に欠かせないものばかりです。 次は、より高度な機能を司る「おりこうさんの脳」です。 親からすれば知能、言語等のこの能力を重視したくなるのですが、研究では「からだの脳」が育っていなければ「おりこうさんの脳」もうまく育たないことが分かっています。 そして最後が「こころの脳」です。 こころの脳はおりこうさん脳に知識や情報の記憶がある程度蓄積されてから「前頭葉」が統合する形で発達するのです。 つまり脳は、 「からだの脳」⇒「おりこうさん脳」⇒「こころの脳」の順番に育つのです。 「からだの脳」は胎児期から育ちはじめ生まれた直後から急激に成長していきます。 「おりこうさん脳」は成長が始まるのは1歳前後からで、まず、言葉を話しだします。 最後の「こころの脳」は、10歳頃から成長します。ですから小さな子には「思いやり」はまだ無くて当たり前です。 小学校後半から芽生えだして、中学生以降に情動と情感がつながるのです。
   続きはどうぞ本文をお読みいただきたいと存じます。 
園長  鈴木 信行





聖愛 森のようちえんが ちびっこぷれす(10月号)に掲載されました。
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子育て支援 あんぱんくらぶ の11月の予定を掲載しました。
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認定こども園 聖愛幼稚園の取り組み

   本園は、学校法人立としてこの羽黒町の地に生まれて40年目になります。 創立以来の園舎を改築し生まれ変わりました。 聖愛幼稚園は、本物の幼児教育を求めるご家庭にお応えできる 幼稚園を目指します。

◆少人数クラスと複数担任制(ティームティーチング)
 子供一人ひとりの成長に十分な配慮ができるようクラス定数の引き下げと教職員の増員を はかりました。その少人数クラスに複数担任が目を行き届かせるため大教室での活動をしています。
◆自園給食による食育の本格実施
 園では隣接する保育園の協力により、栄養バランスに優れたおいしい食事を自園給食で提供しています。 また、
1.自然とのかかわり
2.人とのかかわり
3.命とのかかわり
4.文化とのかかわり
5.料理とのかかわり
の5つのかかわりの観点から食育を考えています。 温かくおいしい食事を感謝していただくことを大切にしています。
◆幼児期にこそ必要な自然体験と具体的な体験の中での遊びの工夫
 五感(見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる)を育む幼児期、 園周辺の豊かな自然の中で本物の具体的な体験を特に重視しています。 春にはお花畑に出かけ、秋には落ち葉拾いや・どんぐり拾い。動物教室や牧場で動物とふれあい、 田畑での田植え・稲刈り、大根やお芋の苗植えや収穫などにも挑戦しています。
◆縦割り保育
 昔、近所の子供達との異年齢集団による群れ遊びは、頭でっかちな平等主義などではなく、 幼い子どもなど弱い立場の子には必要な配慮をするなど、やっていいこと、いけないことを学ぶ、 社会性を身につける掛け替えのない大切な場でした。
 聖愛幼稚園の縦割保育では、教師の手出し(管理)をなるべく控えて本来の群れ遊びに 近い遊びができるように配慮した『縦割保育』を目指しています。 胸をときめかす集団遊びを通じて『自発性』と「していいことといけないこと」いわば『良心』を 育みます。聖愛幼稚園では、子ども集団の中で一人ひとりの育ちを見守っています。
◆障害児も共に育つ保育―特別支援教育
 聖愛幼稚園は、その前身のキリスト教会立「聖愛幼児園」の設立間もない1958年から 「障害を持つ子も持たない子も共に育つ保育」に取り組んできました。以来50年余、 義務教育で『統合教育』が常識となり2007年度から『特別支援教育』となるに至って、 「共に育つ保育」が障害を持つ子はもちろん、障害を持たない子にとっても掛け替えの ないものであることを実感しています。
◆芸術との出会いを大切に
 子どもにとって音楽や美術などの素晴らしい芸術との出会いは 単なる楽しみを超えて人を育て、人生を豊かにします。園内各所の 多彩な絵画・造形作品、気鋭のチェリスト有泉芳史・ピアニスト 有泉悠子夫妻の協力により毎月開催されるミニコンサート。 園生活には芸術との出会いがいっぱいです。




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