学校法人
認定こども園 聖愛幼稚園

〒400-0071
山梨県甲府市羽黒町618(地図
TEL 055-253-7788
mail@seiai.net




更新情報:
24/09/07 フォトギャラリー・園児の様子を更新しました。
24/08/31 フォトギャラリーを更新しました。
24/08/21 森のようちえんを更新しました。
更新履歴


子育てサポートセンター
あんぱんくらぶ&ゆうゆうゆう OPEN!


○ 親子のひろば ゆうゆうゆう 055-242-8413
○ 児童発達支援・放デイ聖愛 和戸 055-242-8412

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体験と学びの先にある自由

   年長ゆり組のキャンプが無事終了しました。 昨年度に引き続き、幼稚園園舎に宿泊するタイプのキャンプでした。 宿泊を伴い家庭から離れて一夜を過ごす体験は、年長児にとって大きな冒険といえるでしょう。
   日中のプログラムはゆり組の先生たちが知恵を絞り、冒険心満々の取り組みで、河口湖でのカヌー体験、こうもり穴への洞窟探検。 帰園してからの今年度初の夕飯つくり、キャンプファイヤー、就寝。 2日目のマス、沢登り・・と。やれることをやり尽くしました! 主体となる企画の先生たちが子ども達の意見を取り入れて「やりたい」「体験したい!」と言う強い意志を育てていきました。
   レイチェルカーソンという、環境保護に活動に火をつけた女性生物学者がのこした世界的ベストセラー「センスオブワンダー」という本があります。 その本の中には、幼い甥(おい)っ 子とともに自然の中を歩き、その美しさ、不思議さや、それらに触れることで導き出される感 性について語り、そして「その心は、誰もが子ども時代には持っているけど、大人になる前に 鈍らせ、ともすれば失ってしまう」と述べます。これは「アニメ・トトロ」の中にも出てくる 「子どもの時に〜だけ、あなたに訪れる〜」と同じです。感性は数値化できませんが、それを 取り戻す術が自然活動の中にあるのです。
   さらにレイチェルはこう述べています。「生まれつき備わっている子どもの『センス・オブ ・ワンダー』をいつも新鮮に保ちつづけるためには、わたしたちが住んでいる世界のよろこび、 感激、神秘などを子どもといっしょに再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が、少なくと もひとり、そばにいる必要があります。」
   「取り戻す」ためには、基がなくては成り立ちません。聖愛幼稚園の自然保育や、森のよう ちえんの中には、「ヒト」が生物として持っている力に気づいたり、再認識したりする活動が 含まれています。
   皆さんは「自由」についてどのようにお考えでしょうか? 「何も束縛されないこと」とお考えですか? 水泳を考えると、初めて水に入ったとき、どうして良いか分からず不安が訪れます。 泳ぎ方を習い、経験を積む中で私たちは「水の中の自由」を得ます。本を読むのには字を学ぶ必要があり、絵本楽しむのには、紙の上のものから想像を広げる感性が必要です。 その力があれば世界中の事を知り、図書館を紹介してくれる人がいたらさらに新たな想像の世界の自由を楽しむことができます。 体験や学びの先に「自分を自由にしてくれる力」が生み出されます。 体験や学びの方向を強制することはできませんが、手に入れたい物があるとき、体験と学びをステップにし、感じる心を持ち続けていきたいものです(無くさないように)。 そして私たち保育者はレイチェルが言っているような「必要とされる大人の一人」になりたいと思っています。
副園長 相田 隆





聖愛 森のようちえんが ちびっこぷれす(10月号)に掲載されました。
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子育て支援 あんぱんくらぶ の9月の予定を掲載しました。
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認定こども園 聖愛幼稚園の取り組み

   本園は、学校法人立としてこの羽黒町の地に生まれて40年目になります。 創立以来の園舎を改築し生まれ変わりました。 聖愛幼稚園は、本物の幼児教育を求めるご家庭にお応えできる 幼稚園を目指します。

◆少人数クラスと複数担任制(ティームティーチング)
 子供一人ひとりの成長に十分な配慮ができるようクラス定数の引き下げと教職員の増員を はかりました。その少人数クラスに複数担任が目を行き届かせるため大教室での活動をしています。
◆自園給食による食育の本格実施
 園では隣接する保育園の協力により、栄養バランスに優れたおいしい食事を自園給食で提供しています。 また、
1.自然とのかかわり
2.人とのかかわり
3.命とのかかわり
4.文化とのかかわり
5.料理とのかかわり
の5つのかかわりの観点から食育を考えています。 温かくおいしい食事を感謝していただくことを大切にしています。
◆幼児期にこそ必要な自然体験と具体的な体験の中での遊びの工夫
 五感(見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる)を育む幼児期、 園周辺の豊かな自然の中で本物の具体的な体験を特に重視しています。 春にはお花畑に出かけ、秋には落ち葉拾いや・どんぐり拾い。動物教室や牧場で動物とふれあい、 田畑での田植え・稲刈り、大根やお芋の苗植えや収穫などにも挑戦しています。
◆縦割り保育
 昔、近所の子供達との異年齢集団による群れ遊びは、頭でっかちな平等主義などではなく、 幼い子どもなど弱い立場の子には必要な配慮をするなど、やっていいこと、いけないことを学ぶ、 社会性を身につける掛け替えのない大切な場でした。
 聖愛幼稚園の縦割保育では、教師の手出し(管理)をなるべく控えて本来の群れ遊びに 近い遊びができるように配慮した『縦割保育』を目指しています。 胸をときめかす集団遊びを通じて『自発性』と「していいことといけないこと」いわば『良心』を 育みます。聖愛幼稚園では、子ども集団の中で一人ひとりの育ちを見守っています。
◆障害児も共に育つ保育―特別支援教育
 聖愛幼稚園は、その前身のキリスト教会立「聖愛幼児園」の設立間もない1958年から 「障害を持つ子も持たない子も共に育つ保育」に取り組んできました。以来50年余、 義務教育で『統合教育』が常識となり2007年度から『特別支援教育』となるに至って、 「共に育つ保育」が障害を持つ子はもちろん、障害を持たない子にとっても掛け替えの ないものであることを実感しています。
◆芸術との出会いを大切に
 子どもにとって音楽や美術などの素晴らしい芸術との出会いは 単なる楽しみを超えて人を育て、人生を豊かにします。園内各所の 多彩な絵画・造形作品、気鋭のチェリスト有泉芳史・ピアニスト 有泉悠子夫妻の協力により毎月開催されるミニコンサート。 園生活には芸術との出会いがいっぱいです。




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