2009年度 自己評価結果公表
学校法人聖愛幼稚園
1.評価項目の達成及び取組状況
評価項目 | 取 組 状 況 |
園の教育理念・教育方針の理解 | 園の教育理念や教育方針を十分に理解し、幼児の姿を具体的にイメージして保育に当たっている。 |
幼稚園教育要領の理解 | 改定された幼稚園教育要領について教職員全員で学び合っているが、未だ理解が不十分なところがある。 |
保 育 計 画 | 指導計画は教育要領、教育課程を踏まえ、幼児のこれまでの生活の様子と予想されるこれからの生活の実態などをもとに考えて作成している。また、自分の保育と計画の評価、反省を行い、次の保育と計画に生かせるよう話し合いを行っている。 |
環 境 構 成 | 指導計画に基づいて幼児が自ら活動を生み出し、主体的にかかわれる様な環境構成をしている。また、幼児の発達や生活を見通し、教師の願いや意図をもって環境構成をしている。 |
保育の在り方、幼児への理解 | 健康と安全への配慮はほぼ達成されている。少人数クラスの特性を生かして一人ひとりの幼児の観察と家庭での理解を踏まえた関わりができている。それをベースに幼児同士関わりの中でその姿をとらえ、心の動きを理解するように努めている。日常のミーティング等を通じて保育者同士がクラスに関係なく協力し、意見を交換することができている。 |
保育者としての良識、義務等 | 保育者として期待されるものは概ね達成できている。一例としては次のとおり。
- 保育時間外でも保育者としての自覚を持った言動を心がけている。
- 園内にはプライベートな生活を持ち込まないようにしている。
- 幼児や保護者との対応には公平さを欠かさないようにしている。
- 朝と帰りのあいさつは明るく親しみを込めている。
- 感謝の気持ちを言葉で表している。
- 園の消耗品や教材は節約して使っている。
- 服装、髪型など身だしなみは清潔感のあるものを心がけ、自らの健康にも配慮している。
- 職務上知り得たプライバシーに関する情報などの秘密を守っている。
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研究・研修 | 時代の変化の中で幼児に何が問題なのか、幼稚園としてはそれに対してどのような教育を行わなければならないかについて研究・研修を重ね、取り組んでいるが未だ不十分である。具体的な取り組みは次のとおり
- 昨年度から重点的に取り組んでいるプロジェクト保育
- 障害のある幼児に対する保育の在り方
- 預かり保育や子育て支援等の在り方・考え方
- ティーム保育について意義やあり方
- 幼小の連携についてその意義やあり方
- 危機管理について現状やあり方
- 保護者支援のあり方(保育参加等)
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2.今後の課題
上記の評価項目中での取り組みの中で不十分と評価されているのは「研究・研修」の次の事項である。
次年度以降に十分取り組まれることが望まれる。
- 預かり保育や子育て支援等の在り方・考え方
- ティーム保育について意義やあり方
- 幼小の連携についてその意義やあり方
- 危機管理について現状やあり方
- 保護者支援のあり方(保育参加等)
3.財務状況
公認会計士監査により、適正に運営されていると認められている。